研究課題/領域番号 |
15K18681
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
永田 紅 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 特別研究員(RPD) (70401213)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | HDL / 善玉コレステロール / ABCタンパク質 / ABCA1 / 1分子イメージング / ダイマー / 1分子イメージング / コレステロール |
研究成果の概要 |
善玉コレステロールとして知られるHDLの産生機構を明らかにすることは、動脈硬化症の予防・治療にとって重要である。本研究では、TIRF顕微鏡を用いた1分子イメージングによって、HDL産生に必須の膜タンパク質ABCA1の挙動を観察し、ABCA1の細胞膜上でのダイマー化にはC末端のロイシンジッパー様モチーフが関与することを明らかにした。このモチーフを欠く変異体の産生するHDLは、野生型のそれと異なる特性を示した。また、ABCA1によるコレステロール排出を阻害する薬剤PSC833存在下では、ABCA1がダイマー化しにくいこと、ABCA1と相同性の高いABCA7は主にモノマーであることを見出した。
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