研究課題/領域番号 |
15K18717
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
松浦 俊也 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (00575277)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 特用林産物 / 山菜・きのこ / 福島第一原子力発電所事故 / 生態系サービス / 将来予測 / 放射能汚染 / 福島県 |
研究成果の概要 |
福島第一原子力発電所事故による放射能汚染が農山村における天然山菜・きのこの採取や自家栽培、渓流釣り、落ち葉堆肥利用などの様々な特用林産物の供給サービスに与えた影響について、福島県東部と西部の複数集落にて全戸アンケート調査で把握した。その結果、低汚染地域でも事故後に各活動が急減し、贈答関係や山林に入る楽しみの喪失など広汎な影響が生じている実態が明らかになった。さらに、対面アンケートと地理情報解析により、山菜・きのこ採取適地のうち事故後に外部被ばくからみて採取が難しくなった範囲を推定し、とりわけ高線量地では採取地の回復に時間がかかる実態を捉えた。
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