研究課題/領域番号 |
15K18723
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
堀川 祥生 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 特任准教授 (90637711)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | セルロース / ヘミセルロース / ミクロフィブリル / 重合度 / エンドグルカナーゼ / 赤外分光分析 |
研究成果の概要 |
効率的なバイオマス変換を行うためには、細胞壁の構造を正しく理解する必要がある。ヘミセルロースはセルロースの表面で水素結合を介して相互作用していると考えられている。しかし、この水素結合を切断するのに十分なアルカリ処理を行っても完全にヘミセルロースを除去できない。このような背景からセルロースの非晶領域を特異的に切断するエンドグルカナーゼを用いて、これら両成分間における相互作用の探索を試みた。興味深いことにスギセルロースの重合度減少に伴ってキシランとマンナンの含有量の低下が認めらえた。得られた結果は、ミクロフィブリルの繊維方向の非晶領域とヘミセルロースが相互作用していることを示唆するものであった。
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