研究課題/領域番号 |
15K18756
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
加藤 千尋 弘前大学, 農学生命科学部, 助教 (60728616)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 水田転換畑 / 土壌水分 / 数値計算 / ダイズ / 根の吸水 / 土中水分 / 水田転換ダイズ畑 / 土壌水分状態 / 根圏 / 土壌水分移動 / 蒸発散 / 作物根 |
研究成果の概要 |
圃場における土壌水分状態の把握と制御は、安定的な収量・品質の担保に重要である.一方,日本の転換畑に見られるような多湿な土壌環境における,圃場スケールの土中水移動予測モデルは十分には検討されてこなかった.本研究では,水田転換ダイズ畑を模して栽培試験を行い,土壌水分の時空間変動をモニタリングしたうえで,数値モデルの構築を試みた.実験に基づき,ダイズ栽培期間中の根量分布,蒸発散速度,LAIの変動を考慮することによって,土中水0移動予測の精度が向上した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
農地における土中水移動現象の解明と作物生産現場への適用は,安定的な収量や品質の確保に重要である.本研究は,これまであまり検討されてこなかった,日本の水田転換畑に見られるような多湿な土壌環境下における,作物根の吸水速度の時空間分布を考慮した土中水移動モデルの構築に取り組んだものである.近年の気候変動や田畑輪換のような土地利用変化に伴い,その重要性・必要性は増すものと考えられる.
|