研究課題/領域番号 |
15K18760
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
土原 健雄 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門, 上級研究員 (30399365)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 酸素安定同位体 / 水素安定同位体 / 17O / 地下水 / 地表水 / 水循環 / 酸素安定同位体比 / 降水 |
研究成果の概要 |
茨城県における連続観測,全国スケールでの広域観測を行い,17O-excessの時間変動特性,空間分布特性を明らかにした。降水の17O-excessには,海洋上で降水が生成される環境の違い,降水過程における雨滴の再蒸発,また湧水の17O-excessにはこれらに加えて異なる起源の水の混合等が影響すると考えられた。また,蒸発の影響を受けるため池や田面水は,同地域の湧水より17O-excessが低下する傾向が見られた。得られた成果は,これまでの水素・酸素安定同位体比に加えて17O-excessを用いる地表水・地下水の起源推定,水循環プロセスの同定の研究への情報となり得るであろう。
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