研究課題/領域番号 |
15K18763
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
日高 功太 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター, 主任研究員 (80547232)
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研究協力者 |
荒木 卓哉 愛媛大学, 社会連携推進機構, 准教授 (10363326)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | イチゴ / 局所温度制御 / クラウン温度制御 / 転流 / 花芽分化 / クラウン加温 / クラウン冷却 / 果実生育ステージ / 葉位 |
研究成果の概要 |
気候変動下(温暖化,CO2濃度上昇)のイチゴ生産で懸念される花芽分化遅延の解決, CO2濃度の上昇による光合成促進を増収につなげるための転流動態の解明とそれに基づく転流促進を検討した.クラウン部(成長点)の局所冷却によって高温下での花芽の安定誘導が可能になった.また,イチゴの転流動態の可視化に初めて成功するとともに,転流に対する生育ステージや葉位の影響を明らかにした。得られた転流の知見に基づきクラウン部や果実を局所的に加温することで,果実への光合成産物の転流促進が示唆された.これらの成果は,気候変動下におけるイチゴの高収益生産に資するものと考えられる.
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