研究課題
若手研究(B)
本研究は、植物のセシウム吸収における分子機構の基礎的知見を得ることを目的としている。シロイヌナズナのAtHAK5遺伝子は、低カリウム条件で働く主要なカリウム輸送体遺伝子であり、その遺伝子発現はskor変異体株(地上部へのカリウム分配が抑制される)において抑制されていた。このことからAtHAK5遺伝子は、植物体内のカリウム環境により発現制御されることを示した。また、AtHAK5はセシウム吸収の主要輸送体遺伝子であり、セシウム吸収も同様に植物体内のカリウム環境により制御されることを明らかにした。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 3件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 4件)
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