研究課題/領域番号 |
15K18812
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
高須賀 太一 北海道大学, 農学研究院, 助教 (70748409)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 木質成分分解性微生物 / プロテオミクス / insect-microbe symbiont / Wood wasp / cellulolytic microbes / proteomics / biochemistry |
研究成果の概要 |
本研究では、 欧米で甚大な森林被害をもたらしている事が報告されている森林害虫キバチ(Sirex noctilio)の近縁種であり日本に生育するアカアシクビナガキバチを捕獲し、共生する菌類・バクテリアを含めた微生物相による多糖・リグニン分解機構の解明と、そのバイオマス変換技術への応用を目指した研究を行った。捕獲したアカアシクビナガキバチ共生微生物の単離および生化学的解析を行ったところ、子嚢菌門に属するDaldinia属の単離、および本菌による高い木質成分分解酵素の分泌が確認できた。培養上清プロテオミクス解析から本菌の分泌する木質成分分解酵素を網羅的に同定した。
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