研究課題/領域番号 |
15K18832
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
安藤 眞 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 助教 (00622599)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 遷移金属触媒 / 含窒素複素環式カルベン / 銅 / ニッケル / カップリング反応 / NHC配位子 / 銅触媒 / ニッケル触媒 / N-ヘテロ環状カルベン / 配位子 |
研究成果の概要 |
一般的に嵩高い窒素上置換基が導入されるNHCであるが、我々のビシクロNHC配位子は非カルベン炭素上の嵩高いビシクロ骨格が特徴である。本研究ではこの配位子群を遷移金属触媒へ応用し、その特性を調査した。 銅触媒では芳香族ブロミドのホウ素化への応用に成功した。その際、立体的に嵩高い基質に対して特に高い有効性を示し、高い安定性と接近容易な活性中心という相反する性質を両立していることが示唆された。ニッケル触媒では第三級アルキル求核剤を用いた熊田-玉尾-コリューカップリングに有効な反応系を確立した。更に取扱容易な触媒前駆体の開発にも成功し、鈴木-宮浦カップリングへの有効性を示した。
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