研究課題/領域番号 |
15K18837
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
山本 大介 北里大学, 薬学部, 助教 (10509970)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 酸素分子 / 触媒反応 / マンガン錯体 / オキシム / ヒドロキシアミン / 酸化反応 / ジヒドロイソオキサゾール環 / 不斉反応 |
研究成果の概要 |
最も理想的な酸化剤のひとつとして、空気中の酸素分子が挙げられる。空気中の酸素分子は植物の光合成過程を通して生産されることから、その利用は経済的な利点のみならず、決して枯渇することのない資源を用いた手法であると言える。このような背景のもと、我々は適切なマンガン錯体に高い酸素分子固定化能力があることを見出し、オキシム、さらにはヒドロキシアミン類の酸素-水素結合の活性化に続く酸素分子の付加反応を開発した。本手法は、従来必須であった純粋な酸素分子を一切必要とせず、極微量のマンガン錯体によって空気中の酸素分子を直接基質へと付加することができる反応である。
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