研究課題
若手研究(B)
ジアシルグリセロールキナーゼδ(DGKδ)は骨格筋においてグルコースの取り込みを正に制御するが,2型糖尿病のインスリン抵抗性改善のためには,2型糖尿病患者で減少する骨格筋量を増加させ,グルコース取り込み量を増加させることが重要である.本研究により,DGKδは,プロテインキナーゼCの活性を減少させ,cyclin D1の発現抑制に関わることで,筋分化を正に制御することを明らかにした.さらに,DGKδの発現はミリスチン酸により増加するが,この発現増加は,グルコースの取り込みを正に制御することも明らかにした.
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 2件)
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