研究課題/領域番号 |
15K18916
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 帝京平成大学 (2016-2017) 筑波大学 (2015) |
研究代表者 |
百 賢二 帝京平成大学, 薬学部, 准教授 (30645552)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 口腔粘膜炎 / がん化学療法 / 放射線療法 / インドメタシンスプレー / 院内製剤 / 臨床製剤 / インドメタシン噴霧製剤 / インドメタシン / 化学療法 / 頭頚部がん / 血液がん |
研究成果の概要 |
本研究では、がん患者における化学療法、放射線療法の副作用として発症する口腔粘膜炎に対する治療戦略を整理するとともに、口腔粘膜炎の疼痛に対する有用性が高いと考えられるインドメタシンスプレー(院内製剤)について評価した。このスプレー(院内製剤)を28名の口腔粘膜炎を発症したがん患者に対して使用したところ、このうち26名(93%)で鎮痛効果が認められた。また、7名の血液がん患者においてインドメタシンの吸収量を評価したところ、湿布薬などと同じ程度であることを明らかにした。以上より、インドメタシンスプレーは、がん患者に発症した口腔粘膜炎に対して有効であり、かつ安全な製剤である可能性が考えられた。
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