研究課題/領域番号 |
15K18921
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
清水 太郎 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(薬学系), 特任助教 (30749388)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | ワクチン / 抗原送達 / 補体 / リポソーム / 辺縁帯B細胞 / 癌 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
本研究では抗原送達システムを開発することを試みた。我々は脾臓辺縁帯B細胞に抗原を送達するために、補体系を活性化できるポリマー修飾リポソームに注目した。汎用されている修飾ポリマーはメトキシ末端のポリエチレングリコール(PEG)であるが、ヒドロキシ末端PEG修飾リポソームが自発的に補体系を活性化し、辺縁帯B細胞に選択的に送達されることを我々は発見した。さらに抗原とアジュバントをヒドロキシ末端PEG修飾リポソームに封入することで、抗原特異的免疫反応を増強できることを明らかにした。以上より、抗原を辺縁帯B細胞へと送達できるヒドロキシ末端PEG修飾リポソームが新規抗原送達システムとなることが示唆された。
|