研究課題/領域番号 |
15K18937
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
河渕 真治 京都薬科大学, 薬学部, 助教 (70747237)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 母集団薬物動態解析 / 薬物動態-薬力学的(PK-PD)モデル解析 / 個別化医療 / フッ化ピリミジン系抗がん剤 / 薬物動態-薬力学的(PK-PD)モデル解析 / 日内変動 / がん化学療法 / 経口フッ化ピリミジン系抗がん剤 / 母集団解析 / 薬物動態-薬力学的(PK-PD)解析 / 骨髄抑制 / 抗がん剤 / 5-フルオロウラシル |
研究成果の概要 |
フッ化ピリミジン系抗がん剤5-フルオロウラシル(5-FU)の血漿中濃度を用いたがん化学療法の個別化を目的に、母集団薬物動態解析および薬物動態-薬力学的(PK-PD)モデル解析を駆使し、血漿中濃度の個体間、個体内変動を評価するとともに、薬効・毒性発現との関係を定量的に評価した。その結果、5-FUクリアランスの日内変動パターンを把握できたと同時に、骨髄抑制発現・重篤度を予測可能なPK-PDモデル構築に成功した。これらの知見は、5-FU血漿中濃度を用いた化学療法の個別化に貢献し得るとともに、治療成績の向上のみならず、科学的根拠に基づいた投与設計により医療費削減も期待される。
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