研究課題/領域番号 |
15K18938
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
上島 智 立命館大学, 薬学部, 助教 (70734771)
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研究協力者 |
桂 敏也 立命館大学, 薬学部, 教授 (10283615)
寺田 智祐 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (10324641)
堀江 稔 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90183938)
平 大樹 滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (50636959)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 第Xa因子阻害薬 / 母集団薬物速度論 / PK/PD解析 / 薬理ゲノム解析 / 個別化投与設計 / 母集団解析 |
研究成果の概要 |
本研究では、活性型血液凝固第X因子 (第Xa因子) 阻害薬アピキサバンの体内動態や薬効・副作用に及ぼす患者背景の影響や、薬物輸送タンパク (トランスポーター) や代謝酵素の遺伝子変異の影響を解析した。アピキサバン内服患者から得られた薬物血中濃度や薬理活性の指標である第Xa因子活性を用いて速度論的に解析した結果、アピキサバンの血中濃度は患者の腎機能や体重、排出トランスポーターABCG2や代謝酵素CYP3A5の遺伝子変異によって変動することが明らかになった。また、がんの既往歴のある患者における第Xa因子活性は、がんの既往のない患者と比較して低くなることが示された。
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