研究課題/領域番号 |
15K18952
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
宮坂 恒太 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (20590300)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メカニカルストレス / 心筋細胞 / ダイレクトリプログラミング / 伸展刺激 / 脂質代謝 / 脱細胞処理 / 心臓再構築 / 組織再生 / 転写 / 代謝 |
研究成果の概要 |
心臓を構築するのは7割以上が非心筋細胞で、そのほとんどが心筋繊維芽細胞である。本研究では、この心筋繊維芽細胞に、心拍動を模した伸展刺激を負荷することで、心筋分化マーカーの発現亢進、および、糖代謝から脂質代謝への代謝変換が起きることを明らかにした。さらに、特殊な処理により、心臓細胞を全て脱落させた心臓の骨組みに、心筋繊維芽細胞を再播種し、伸展刺激を負荷することで、一部の心筋分化マーカーの発現が上昇することを見出した。研究期間内に、自律拍動する心筋細胞を機械刺激によってのみ誘導することはできなかったが、伸展条件や培養方法等のノウハウを蓄積することができ、今後の研究の進展に大いに役に立つだろう。
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