研究課題/領域番号 |
15K18961
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
曽 友深 順天堂大学, 医学部, 助教 (60576221)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | GPHR / ゴルジ体 / 神経変性 / 小脳回路 / プルキンエ細胞 / バスケット細胞 / 酸性環境 / pH |
研究成果の概要 |
ゴルジ体内腔の酸性環境維持に必須な分子、GPHRの遺伝子改変マウスを用いて、ゴルジ体内腔酸性環境の重要性を神経組織および神経回路レベルの解析を行った。中枢神経特異的GPHR欠損マウスは振戦症状を呈し、組織学的解析から、大脳皮質や海馬CA1の神経細胞の脱落、表層部分におけるTUNEL陽性細胞の集積や神経細胞内ゴルジ体の断片化など、神経変性疾患様症状を示すことを明らかにした。また、小脳抑制神経回路特異的GPHR欠損マウスはバスケット細胞の軸索変性に起因したシナプスの脱落および、その影響によるプルキンエ細胞への入力神経回路の再編成が起こることを見いだした。
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