研究課題/領域番号 |
15K18966
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
藤山 知之 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 特別研究員(PD) (00635089)
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連携研究者 |
上田 壮志 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS), 助教 (00599821)
三好 千香 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS), 助教 (60613437)
船戸 弘正 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS), 客員教授 (90363118)
柳沢 正史 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS), 教授/機構長 (20202369)
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研究協力者 |
水野 聖哉 筑波大学, 生命科学動物資源センター(LARC), 助教 (10633141)
高橋 智 筑波大学, 生命科学動物資源センター(LARC), 教授 (50271896)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | レム睡眠 / Forward genetics / CRISPR / ENU mutagenesis / Dreamless / Nalcn / REM sleep / Sleep / Sik3 / Sleepy / 一塩基置換 / in situ hybridization |
研究成果の概要 |
フォワードジェネティクスにより樹立されたDreamless変異マウスは、レム睡眠の総時間および一回あたりの平均時間に顕著な短縮を呈する。次世代シークエンスおよび遺伝子連鎖解析により、原因遺伝子として電位非依存性イオンチャネルをコードするNalcnを見出し、遺伝子変異部位も同定した。さらに、最新のゲノム編集技術CRISPR/Cas9システムを用いてNalcn遺伝子特異的に同様の変異を導入し、Dreamlessマウス表現型の再現に成功することでNalcn遺伝子と表現型の因果関係を明らかにした。これらの結果により、Nalcn遺伝子がレム睡眠の制御に関わるということが世界で初めて明らかとなった。
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