研究課題/領域番号 |
15K18967
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 久留米大学 (2016-2017) 京都大学 (2015) |
研究代表者 |
中島 則行 久留米大学, 医学部, 助教 (80625468)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ヌクレオチド / イオンチャネル / 神経細胞 / 自発発火 / 行動生理学 / 環状ヌクレオチドリン酸 / 嗅覚 / 活動電位 / 行動実験 / 匂い探索 / CNGチャネル / 自発活動電位 / 結合蛋白 / セカンドメッセンジャー / OMP / 神経活動 / HCNチャネル |
研究成果の概要 |
まず発現細胞系を用いて、複数のGPCRが相互に増幅的または抑制的な基底活性を示すことでcAMPプールが形成されることを明らかにした。そして、嗅覚マーカー蛋白質が環状アデノシンリン酸および核酸バリアントと物理的に結合することを、生物発光共鳴エネルギー転移によるイメージング解析により解明した。また、競合アッセイを用いて両者の生化学的な解離定数を決定した。該当遺伝子を破壊したネズミを用いて、行動実験および組織切片での電気生理学実験を実施した。生理学的機能として、嗅覚神経細胞の安定した発火に重要な蛋白であることを証明した。以上の成果は、国際シンポジウムおよび学術論文として発表した(投稿中を含む)。
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