研究課題/領域番号 |
15K19017
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
谷口 浩章 日本大学, 医学部, 研究員 (50587441)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | がんゲノム / 転写因子 / ガンゲノム / ゲノムシークセンス / がん |
研究成果の概要 |
日本人の肝臓患者のゲノムシークエンスを行った結果、肝臓がんにおいて転写因子であるHNF4Aに複数の変異が認められることが明らかになった。機能解析を行った結果、これらの変異はZnフィンガー領域に多く認められ、タンパク発現レベルを変化させることなしに変異が誘導されるとDNA結合能が著しく失われることが明らかになった。 これらのことからHNF4Aの発現が低下する、もしくはZnフィンガー領域に変異が誘導することでHNF4Aの機能が失われ、肝臓がんの発症が誘導される可能性が示唆された。今後は、通常の細胞に内在性の変異を誘導することでHNF4Aに誘導される変異の重要性をさらに明らかにしていく必要がある。
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