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4回膜貫通型タンパク質EMP1の発現とがん悪性化形質の相関の分子機構

研究課題

研究課題/領域番号 15K19022
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

栗田 宗一  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (30595484)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2015年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードがん / 膜タンパク質
研究実績の概要

EMP1の結合タンパク質としてcopine IIIを同定している。Copine IIIは増殖因子受容体ErbB2に結合し、がん細胞の運動を促進するとの報告がある。EMP1がcopine IIIを介してがん形質の悪性化を引き起こすのかを解析するため、copine III非結合型のEMP1を作製することを試みた。Copine IIIの同定については、EMP1の細胞内ドメイン10アミノ酸残基を用いたペプチドプルダウンで行っている。このEMP1の細胞内ドメインのアミノ酸置換変異体を作製した。また予備検討として、野生型のEMP1をGST-copine IIIでプルダウンできることを確認した。今後、作製したアミノ酸置換変異体とGST-copine IIIの結合を検討する予定である。
In vivoでのがん形質悪性化へのEMP1の関与について検討するため、コントロール-LNCaP細胞とEMP1-LNCaP細胞をそれぞれヌードマウスに皮下移植し、腫瘍の成長を経時的に測定した。コントロールとEMP1-LNCaP細胞では腫瘍の成長に差は見られなかった。In vitroでの増殖についても、コントロールとEMP1-LNCaP細胞では差は見られなかったことと一致する結果と考えている。今後、周囲の組織への浸潤、遠隔臓器への転移について検討することが必要であると考えている。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 滋賀医科大学 分子病態生化学ホームページ

    • URL

      http://www.shiga-med.ac.jp/~hqbioch2/

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2017-01-06  

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