研究課題/領域番号 |
15K19024
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
茂谷 康 徳島大学, 先端酵素学研究所(オープンイノベ), 助教 (70609049)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | DNA / 炎症 / cGAMP / cGAS / 免疫学 |
研究成果の概要 |
身体の中で分解されずに蓄積したDNAは炎症を惹起し、貧血や関節炎の原因となる。本研究では、DNAの蓄積に伴い、新規炎症誘導物質cyclic GMP-AMP(cGAMP)が細胞内で生成されることを見出した。さらに、cGAMPの合成酵素であるcGAS遺伝子を欠損させると、cGAMPの生成量が低下し、DNAによる炎症を防げることがわかった。したがって、cGASおよびcGAMPはDNAの分解異常によって引き起こされる炎症性疾患の新たな治療ターゲットとなる可能性が示された。
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