研究課題/領域番号 |
15K19029
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
笠嶋 克巳 自治医科大学, 医学部, 講師 (80382844)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ミトコンドリアDNA / 欠失型mtDNAの蓄積 / 線虫 / TFAM / 欠失型ミトコンドリアDNA / mtDNA分配 / ミトコンドリアDNA (mtDNA) / 欠失型mtDNA蓄積 |
研究成果の概要 |
欠失型ミトコンドリアDNA(mtDNA)の蓄積に関わる因子を同定する目的で、欠失型mtDNAと野生型mtDNAをヘテロプラズミックに保持する線虫株、LB138を用い、mtDNAの維持調節に関わる各遺伝子のノックダウンの効果を調べた。その結果、ヒトTFAMのホモログであるHMG-5のノックダウンにより、欠失型mtDNA含有率が有意に低下することが明らかとなった。複製阻害によりmtDNAコピー数を減少させただけでは欠失型mtDNA含有率に大きな影響を与えなかったことから、HMG-5によるコピー数の維持とは異なるmtDNAの維持調節機構が欠失型mtDNAの安定な維持に関わることが示唆された。
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