研究課題/領域番号 |
15K19056
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 獨協医科大学 (2017) 杏林大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
石井 順 獨協医科大学, 医学部, 助教 (80749599)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | PROX1 / 内分泌顆粒 / 内分泌腫瘍 / 神経内分泌形質 / 甲状腺癌 / 肺癌 / 転移 / 甲状腺ホルモン / 細胞増殖 / 転写因子 / マスター遺伝子 |
研究成果の概要 |
本研究では、内分泌顆粒と呼ばれる細胞内小器官の形成が、PROX1遺伝子により制御される可能性を検討した。内分泌顆粒を有する細胞・組織の多くは、PROX1を高度に発現していた。内分泌顆粒を有する細胞株のPROX1発現を抑制(ノックダウン)すると、内分泌顆粒の数と共に、内分泌顆粒を構成する遺伝子群の発現が減少した。反対に、内分泌顆粒を持たない細胞株にPROX1遺伝子を導入すると、内分泌顆粒構成遺伝子群の発現が亢進し、これはPROX1が遺伝子の転写制御領域に直接作用した結果と考えられた。本研究により、内分泌顆粒の形成を正に制御する、内分泌細胞に特異的な転写制御因子が初めて明らかにされた。
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