Colony stimulating factor 1 receptor (CSF1R) and immune regulatory M2c-like tumor associated macrophages (TAMs) in diffuse large B-cell lymphoma (DLBCL) and follicular lymphoma transformation (tFL)

• 研究課題/領域番号: 15K19061
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 人体病理学
• 研究機関: 東海大学
• 研究代表者: カレーラス ジュアキム 東海大学, 医学部, 講師 (90637191)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: CSF1R / びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 / 濾胞性リンパ腫 / 腫瘍関連マクロファージ / 血液病理学 / 免疫組織化学 / 全ゲノムのコピー数解析 / CD163 / 全ゲノム解析 / 病理学 / 血液 / びまん性大細胞型Ｂ細胞性リンパ腫 / ＣＳＦ１Ｒ / マクロファージ

研究成果の概要

リンパ腫の治療法はまだありません。Colony stimulating factor 1 receptor (CSF1R)は腫瘍関連マクロファージのバイオマーカーである。腫瘍関連マクロファージは病気の病因にとって重要である。CSF1R発現が高いとびまん性大細胞型B細胞リンパ腫・濾胞性リンパ腫の予後が不良です。薬物を用いてCSF1R陽性瘍関連マクロファージを標的とすることは、潜在的な新しい治療戦略である。

研究成果

• [雑誌論文] Clinicopathological characteristics and genomic profile of primary sinonasal tract diffuse large B cell lymphoma (DLBCL) reveals gain at 1q31 and RGS1 encoding protein; high RGS1 immunohistochemical expression associates with poor overall survival in DLBCL not otherwise specified (NOS). (2017)
  • 著者名/発表者名: Carreras J, Kikuti YY, Bea S, Miyaoka M, Hiraiwa S, Ikoma H, Nagao R, Tomita S, Martin-Garcia D, Salaverria I, Sato A, Ichiki A, Roncador G, Garcia JF, Ando K, Campo E, Nakamura N.
  • 雑誌名: Histopathology 巻: 70 号: 4 ページ: 595-621
  • DOI: 10.1111/his.13106
  • 査読あり / 国際共著 / 謝辞記載あり
• [学会発表] RGS1陽性DLBCLの臨床病理学的特徴とゲノムプロファイル解析 (2017)
  • 著者名/発表者名: Carreras Joaquim, 菊池イアーラ 幸江, 宮岡 雅, 平岩 信一郎, 冨田 さくら, Perez Patricia, Bea Silvia, 安藤 潔, Campo Elias, 中村 直哉
  • 学会等名: 第57回日本リンパ網内系学会総会
  • 発表場所: 京王プラザホテル 〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
  • 年月日: 2017-06-29
• [学会発表] 日本語演題名: High grade濾胞性リンパ腫におけるRGS1の免疫組織化学的発現の検討。英語演題名: RGS1 immunohistochemical expression in high grade follicular lymphoma (FL) (2017)
  • 著者名/発表者名: カレーラスジュアキム、菊池イアーラ幸江、宮岡雅、平岩信一郎、生駒悠、富田さくら、長尾涼子、中村直哉
  • 学会等名: 第106回日本病理学会総会
  • 発表場所: 京王プラザホテル 〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
  • 年月日: 2017-04-27
• [学会発表] RGS1 陽性 DLBCLの臨床病理学的特徴とゲノムプロファイル解析 (2017)
  • 著者名/発表者名: カレーラスジュアキム、菊池イーラ幸江、中村直哉
  • 学会等名: 第 21 回東海大学リンパ腫研究会
  • 発表場所: 東海大学医学部 伊勢原キャンパス 〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143
• [学会発表] Relevance of macrophagic signature in follicular lymphoma (FL)， transformation to diffuse large B-cell lymphoma (tFL)， and comparison with de novo diffuse large B-cell lymphoma (DLBCL) (2016)
  • 著者名/発表者名: カレーラス ジュアキム、菊池 イアーラ幸江、雅宮岡、平岩真一郎、生駒悠、冨田さくら、中村直哉
  • 学会等名: 第56回日本リンパ網内系学会総会
  • 発表場所: ホテル日航熊本 〒860-8536 熊本市中央区上通町2-1
  • 年月日: 2016-05-19
• [学会発表] Clinicopathological and genomic profiles of primary de novo sinonasal diffus e large B-cell lymphoma (2016)
  • 著者名/発表者名: カレーラス ジュアキム、菊池イアーラ幸江、宮岡雅、平岩真一郎、生駒悠、ベア シールビア、カンポ エリーアス、中村直哉
  • 学会等名: 第105回日本病理学会総会
  • 発表場所: 仙台国際センター 〒980-0856 仙台市青葉区青葉山無番地
  • 年月日: 2016-05-12
• [学会発表] 東海大学のスペイン人病理医の研究について (2016)
  • 著者名/発表者名: カレーラスジュアキム
  • 学会等名: 東海大学医学部 ランチョンセミナー
  • 発表場所: 東海大学医学部 伊勢原キャンパス 〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143
  • 招待講演
• [備考] Research activities of Joaquim Carreras Esteban
  • URL: http://carreras.med.u-tokai.ac.jp/