研究課題/領域番号 |
15K19067
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
増井 憲太 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (60747682)
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研究協力者 |
ポール ミシェル
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 悪性脳腫瘍 / Heterogeneity / mTORC2 / がん代謝 / エピジェネティクス / ヒストンアセチル化 / テロメア / がん幹細胞 / 組織内不均一性 |
研究成果の概要 |
本研究は、ヒトの腫瘍の中でも最も悪性度が高い脳腫瘍である膠芽腫 (グリオブラストーマ) において、腫瘍内部におけるEGFRおよびその下流に存在するmTORC2シグナル異常の組織内不均一性が、がん代謝関連酵素の発現およびヒストンアセチル化で代表されるエピジェネティクス変化と相関していることを明らかにした。この組織内不均一性は、mTORC2による中間代謝産物およびヒストン修飾酵素の調節により制御されており、腫瘍細胞のテロメアおよび未熟性維持に関連していた。悪性脳腫瘍においてmTORC2を標的とする新規治療戦略により、腫瘍幹細胞を含めた治療抵抗性因子の克服を目指すことが可能になると考えられた。
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