研究課題
若手研究(B)
酸性スフィンゴ糖脂質ガングリオシドGD3/GD2は正常脳組織にはほとんど発現しておらず、グリオーマ(脳腫瘍)特異的に強く発現している。本研究では、グリオーマモデルマウスを用いて、グリオーマ発生初期の腫瘍細胞浸潤領域におけるガングリオシドの機能解明を目指した。結果よりガングリオシドGD3/GD2の発現が、転写因子Ap2αを介して細胞外マトリックス分解酵素Mmp9の発現を誘導し、細胞浸潤能を亢進していることを明らかにした。この結果よりガングリオシドGD3/GD2を標的にした新規治療法の開発が期待される。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 4件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件)
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