研究課題/領域番号 |
15K19082
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
森 泰三 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 免疫制御研究部, 研究員 (40625307)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 2型糖尿病 / 免疫学 / シグナル伝達 / サイトカイン / 自己免疫疾患関連遺伝子 / 疾患関連遺伝子 |
研究成果の概要 |
ゲノムワイド関連解析により自己免疫疾患関連遺伝子として細胞内アダプター蛋白質Sh2b3/Lnkの多型が報告されてきているが、疾病との関連や制御機構については不明であった。我々はLnk欠損マウスにおいて耐糖能の低下およびインスリン抵抗性が誘導されている事を発見し、それらは脂肪内における1型自然リンパ球の増加および活性化に伴う炎症カスケードによって惹起されている事を見いだした。また、JAKインヒビターが耐糖能異常の改善に有効である事を示した。本研究により、LnkはIL-15に対する反応性を調節する事で脂肪1型自然リンパ球の増殖を制御し、脂肪内の恒常性維持に重要な役割を果たしている事が明らかとした。
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