研究課題/領域番号 |
15K19113
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
金廣 優一 島根大学, 医学部, 助教 (60609197)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | EBウイルス / 上皮性腫瘍 / APOBEC / ミトコンドリア / EBV / Gastric carcinoma / Mitochondria / mitchondria DNA |
研究成果の概要 |
EBV感染による胃がんや上咽頭がんなどの上皮細胞の腫瘍化機構はよくわかっていない。本研究ではDNA編集酵素APOBECに着目し、EBVにより発現誘導されたAPOBEC3が宿主のミトコンドリアDNAをC-to-T変異導入を介して損傷させることを明らかとした。ミトコンドリアDNA損傷は多くのがんで認められ、がん患者の予後とも相関することから、APOBEC3とミトコンドリアDNA損傷の分子機構を解明することは、EBV感染上皮細胞の腫瘍化の解明に貢献し、予防治療薬の開発につながる。
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