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地域在住高齢者の終末期に関する前向きコホート研究-事前意思と実態の相違について-

研究課題

研究課題/領域番号 15K19151
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 医療社会学
研究機関鳥取大学

研究代表者

金城 文  鳥取大学, 医学部, 准教授 (50529427)

研究期間 (年度) 2015-03-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード事前指示 / アドバンス・ケア・プランニング / 終末期医療 / 地域在住高齢者 / コホート研究 / 終末期 / 高齢者
研究成果の概要

多くの地域在住高齢者で、終末期に受ける医療方針の希望は、発病や身体の衰えによって、変化しない。自分の終末期について考えることを望まない高齢者では、回答される意向が変化しやすい。日本で終末期に受ける医療の意向を確認する時は、「終末期について考えることを望まない」という選択肢もあるとよい。終末期について考えることを望まない高齢者では、年齢が高くなるほど「終末期に受ける医療方針の希望」は聞きにくくなる。自分の役割や存在価値が増すといったライフイベントがあった者では、「可能な限りの医療処置を希望する」への転換がみられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、地域在住高齢者が終末期に受ける医療行為の希望をどのように示してもらえばよいのか、表明した終末期に受ける医療方針の希望が変化するのかと、変化に関わる要因について明らかにした。この結果を元に、地域在住高齢者が定期的に意向を表明しやすいツールを開発できる。それにより意向が表明しやすくなり、高齢者の尊厳保持、家族の葛藤や、医療者の負担軽減、不要な医療行為の削減といった面での改善が期待される。

報告書

(9件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 地域在住高齢者に終末期医療の意向を確認する内容の検討2021

    • 著者名/発表者名
      金城文
    • 学会等名
      日本公衆衛生学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2024-01-30  

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