研究課題/領域番号 |
15K19166
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
秋好 健志 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (50399143)
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研究協力者 |
大谷 壽一
今岡 鮎子
辻井 一成
和田 直樹
四元 敬一
服部 智貴
土谷 聡耀
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 消化管障害 / 抗がん剤 / トランスポーター / バイオアベイラビリティ / ダビガトラン / 5-FU / Irinotecan / P-gp / 消化管吸収 / イリノテカン / 吸収遅延 / APTT |
研究成果の概要 |
抗がん剤の 5-FU またはイリノテカン暴露により誘発させた消化管障害のモデルラットにおいて、抗凝固薬ダビガトラン(DAB)の消化管吸収は有意に低下し、抗凝固作用も減弱した。さらに消化管吸収において薬物の排泄に寄与する輸送単体のP糖たんぱく質(P-gp)の発現量は、有意に上昇しており、P-gp基質であるDABの吸収低下の原因であると考えられた。続いて代表的P-gp基質のジゴキシン(DGX)を用いて検討した結果、5-FU暴露ラットの反転腸管法において、DGX の消化管取り込みは有意に低下した。一方で、イリノテカン誘発性消化管障害モデルラットでのDGXの消化管吸収は、有意な低下は認められなかった。
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