研究課題/領域番号 |
15K19186
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
黒崎 祥史 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (20602030)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 近位尿細管 / エンドサイト―シス / メガリン / megalin / 糖尿病性腎症 / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
近位尿細管上皮細胞HK-2において、インスリンがメガリン発現に及ぼす影響について検討したが、メガリン発現に大きな変化が見られなかった。一方で、高グルコースおよび過酸化水素処理がメガリン発現を増加させ、酸化ストレスがメガリン発現を増加させることを明らかにした。さらに酸化ストレスによるメガリン発現の増加はPI3K/Akt経路を介して起こった。ストレプトゾトシン誘導糖尿病ラットでメガリンおよびpAkt発現の上昇が確認され、また降圧剤テルミサルタンは酸化ストレスの抑制ともに、メガリンおよびpAkt発現を低下させた。酸化ストレスによるメガリン発現の増加は腎症進展に関与することが考えられた。
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