研究課題/領域番号 |
15K19194
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
高橋 由香里 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (20613764)
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研究協力者 |
加藤 総夫 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20169519)
山本 純偉 筑波大学, 医学医療系, 講師 (50402376)
杉本 真理子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 情動 / 疼痛 / シナプス可塑性 / 扁桃体 / パッチクランプ記録 / モノアミン / シナプス伝達 / 神経生理学 / ノルアドレナリン / 痛み / 侵害受容性扁桃体 |
研究成果の概要 |
慢性痛の本態は中枢神経系の可塑的変化にあることが臨床・基礎的な様々な知見から示唆されており、扁桃体は様々な疼痛モデル動物でシナプス伝達の増強が報告されている。本研究ではノルアドレナリンによる神経活動修飾作用が疼痛下での扁桃体の可塑的変化の一因となるという仮説を立てた。ノルアドレナリン神経特異的Cre発現ラットを作製し、ウイルスベクターによる光遺伝学ツールを適用することにより、扁桃体で光誘発内因性ノルアドレナリン放出を誘導しそれによる応答を電気生理学的に記録した。また、扁桃体ノルアドレナリン神経終末を特異的に神経毒で脱落させ、扁桃体ノルアドレナリンが疼痛関連行動の表出に関与する事実を見出した。
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