研究課題/領域番号 |
15K19208
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 日本薬科大学 |
研究代表者 |
澤口 能一 日本薬科大学, 薬学部, 助教 (20735477)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 脳梗塞 / 再閉塞 / 予防 / 非侵襲的超音波 / 血管再閉塞予防 / 脳梗塞二次予防 / 血栓成長抑制効果 |
研究成果の概要 |
脳梗塞を血栓溶解薬を用いて治療した場合、24時間以内に2割前後の患者で再発することが報告されている。また、この24時間に抗凝固薬などを用いて再発予防をすると脳出血の副作用発現率が顕著に増加することから、これらの薬物の使用は認められていない。そこで、薬物を一切必要としない超音波による再発予防法の開発を試みた。 脳梗塞の再発には、溶解した血栓の再成長が主要因の一つであるため、超音波により血栓の成長を抑制できるか否か検討を行った。その結果、超音波を照射するだけで血栓の成長を抑制で来ただけでなく、人体に非侵襲的であるとされている超音波出力よりも低い出力で顕著に血栓の成長を抑制できることを明らかとした。
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