研究課題/領域番号 |
15K19211
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
臼井 桂介 順天堂大学, 医学部, 助教 (20714132)
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研究協力者 |
笹井 啓資 順天堂大学, 医学部, 教授 (20225858)
尾川 浩一 法政大学, 理工学部, 教授 (00158817)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | コーンビームCT / 画像誘導放射線治療 / X線グリッド / モンテカルロシミュレーション / 画質評価 / シミュレーション計算 / 散乱線 / 放射線治療 |
研究成果の概要 |
汎用型放射線治療装置に付随するコーンビームCT(CBCT)への散乱線を効果的に除去することが可能となるX線グリッドの構造を検討した結果、カーボンを中間物質としたクロス型構造がCBCTの画質と散乱線除去の効果に有効的であることを示した。しかし、この中間物質の存在がさらなる画質改善の妨げになることから、新たにダブルスリット型のグリッドを開発し、その有効性についてシミュレーションと実機による検証を行った。その結果、ダブルスリット型は画像信号の劣化が無く、効果的に散乱線を除去できることが示された。一方で、鉛箔の安定配置と鉛縞を画像から除去することが不可欠であるという問題が残っている。
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