研究課題/領域番号 |
15K19234
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
川崎 麻紀 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 政策科学研究部, 非常勤医師 (00747488)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 妊娠糖尿病 / 授乳 / 2型糖尿病 / 膵臓β細胞保護 / 糖尿病発症予防 |
研究成果の概要 |
【目的】日本人妊娠糖尿病女性(GDM)で授乳による膵β細胞保護・糖尿病発症抑制への影響を明らかにする。【方法】2010年から2016年に当院でGDM単胎妊娠で分娩管理を行った564例に、産後1年・3年・5年に75gブドウ糖負荷試験を施行した。【結果】産後1,3,5年の糖尿病/耐糖能異常発症の有無と、産後1-3か月の授乳状況や授乳期間との関連は認めなかった。産後3ヵ月時点の完全母乳群で非完全母乳群と比較して、産後3ヵ月・産後1年のHOMA-Rが有意に低く、産後3ヵ月のDisposition Index(DI)が有意に高かった。【結語】産後3か月以内の完全母乳でインスリン抵抗性改善効果を認めた。
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