研究課題
若手研究(B)
1)健常男性において新奇性追求の一部の項目である浪費のスコアとフリーテストステロンに正の相関が見られた。フリーテストステロンの量が多い男性では衝動性が高い可能が示唆された。2)児童思春期のうつ病患者では血中のアラキドン酸(AA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、葉酸が低値を示した。しかし脳由来神経栄養因子(BDNF)に差は認められなかった。3)うつ病、躁うつ病、統合失調症の患者では血中オレキシン濃度の低下が認められた。特に躁うつ病では顕著であった。
現在までのところ自殺リスクの高い者を認識するツールはなく心理検査や臨床症状から判断する他ない。ゆえに血液から自殺に関するより量的で客観的指標(バイオマーカー)を確立できれば、心理検査および臨床症状の評価と組み合わせた包括的な自殺予防対策が可能となり、自殺行動に対してハイリスクな患者のスクリーニングや効果的かつ早期の介入を行うことができる。
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巻: 印刷中
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