研究課題/領域番号 |
15K19244
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
依田 健志 香川大学, 医学部, 講師 (40457528)
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研究協力者 |
平尾 智広 香川大学, 医学部公衆衛生学, 教授
徳田 雅明 香川大学, 医学部細胞情報生理学, 教授
Suksatit Benjamas Chiang Mai University, Department of Medical Nursing, Faculty of Nursing
Rattanasathien Rujee Chiang Mai University, Nursing Service Division, Maharaj Nakorn Chiang Mai Hospital, Faculty of Medicine
Saengrut Bumnet Chiang Mai University, Nursing Service Division, Maharaj Nakorn Chiang Mai Hospital, Faculty of Medicine
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 国際退職移住 / QOL / メンタルヘルス / 抑うつ / タイ / チェンマイ / 海外在住日本人高齢者 / 退職後移住 / 海外移住 / 高齢者 / 国際研究者交流 |
研究成果の概要 |
2016年2月チェンマイ在住日本人高齢移住者へ質問票調査を実施した。調査項目は基本属性と抑うつに関する抑うつに関する項目はGHQ-28を、QOLはEQ-5Dを用いた。 有効回答数は98(回収率90.7%)、回答者の平均年齢は69.5歳であった。GHQスコアは、抑うつ傾向のカットオフ値を6点以上とした場合、21名(23.8%)が該当した。特に、何らかの慢性疾患の有る者は、無い者に比べ有意にGHQ28の平均値が高く、QOLの平均効用値は有意に低かった。以上より、異国の地で慢性疾患罹患者はメンタルヘルスやQOL低下に直結していることがわかり、改善の為の更なる効果的な介入が必要であることが示唆された。
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