研究課題/領域番号 |
15K19250
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
木村 義成 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 准教授 (20570641)
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研究協力者 |
山本 啓雅 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (20509723)
溝端 康光 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90420736)
林田 純人 大阪市消防局, 警防部司令課
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 救急搬送 / 地理情報システム / 救急不搬送 / 空間分析 / 地理的重回帰分析 / 大阪市 / GIS / 救急医療 / 地域医療 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は許否・酩酊・傷病者無・誤報等による不搬送事案が他の重症・中等症の患者搬送の現場到着(現着)に与える影響を明らかにすることである。平成24年に大阪市内で発生した全ての救急搬送事案(215,815件)を対象に分析した結果、不搬送事案により現着が遅れたと推定される重症・中等症の患者搬送を(1,090件)抽出した。市内では救急事案の約200件につき1件は不搬送事案により重症・中等症患者の現着が影響を受けていることが推定された。 また、不搬送事案が重症・中等症患者の現着に与える影響には市内で地域差があることが、観測地点ごとに回帰係数を推定可能な地理的重回帰分析(GWR)により明らかになった。
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