研究課題/領域番号 |
15K19254
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所 |
研究代表者 |
土井 崇広 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 衛生化学部, 主幹研究員 (90516767)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ホルムアルデヒド遊離型防腐剤 / イミダゾリジニルウレア / DMDMヒダントイン / 分解挙動 / 皮膚感作性 / DMDMヒダントイン / 皮膚感作 / 定量分析 / 化粧品 / imidurea / 分解物 / USP標準品 |
研究成果の概要 |
日本国内で使用が認められている、イミダゾリジニルウレア(IU)・DMDMヒダントインおよびその分解物について、ペプチド結合性試験(DPRA)による皮膚感作性評価を行った。いずれもホルムアルデヒドを遊離しうる化合物のみが陽性であったが、その強度と想定される遊離ホルムアルデヒド量とは必ずしも相関せず、ホルムアルデヒドの関与しない皮膚感作の存在が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ホルムアルデヒド遊離型防腐剤が示す皮膚感作性は、ホルムアルデヒドのみに由来するのではなく他の分解物によっても引き起こされる可能性があることが疑われた。ホルムアルデヒド遊離型防腐剤は欧米では使用頻度の高い防腐剤でありながら、その分解挙動・分解物の活性については殆ど調べられていなかった。本研究の結果は、当該防腐剤群による皮膚感作の一因について新たな可能性を示したものと考えられる。
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