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患者の視点に基づく日本版プライマリーケア評価ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K19285
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関島根大学

研究代表者

木島 庸貴  島根大学, 医学部, 助教 (10727233)

研究協力者 赤井 研樹  
松下 明  
並河 徹  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード総合診療 / 質評価 / コミュニケーション / プライマリーケア / アンケート調査 / 評価ツール
研究成果の概要

患者視点で、プライマリーケアの質を測定する2つの評価ツール(日本版General Practice Assessment Questionnaire;GPAQ-J及び日本の田舎版のPrimary Care Assessment Tool)を開発し、信頼性と妥当性の検証を行った。開発した評価用紙は、ともに妥当性・信頼性が確保された評価用紙であることが示された。またあわせて、プライマリケアの各要素と患者満足度及びロイヤルティの関係性を検証した。特に家族志向性・近接性・継続性が患者ロイヤルティと関連が強いことが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、2つの国外の質問紙を翻訳して調査した。1つ目のPCAT(Primary Care Assessment Tool)では、プライマリーケアの要素(近接性・継続性・協調性・包括性・家族志向性・地域志向性)と患者ロイヤルティ(今後もその医療機関に受診したい意思)を比較し、近接性・継続性・家族志向性は患者ロイヤルティと関連が深いことがわかった。この知見により受診しやすい医療機関が増えることが望まれる。もう一方のGPAQは臨床医の診療の質(コミュニケーションや診察時間の長さ)を診療終了後に評価する質問紙である。患者が診療を評価し、それがフィードバックされることで、医師の技能向上が期待される。

報告書

(4件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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