研究課題/領域番号 |
15K19289
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
大久保 秀則 横浜市立大学, 附属病院, 助教 (70622588)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 慢性偽性腸閉塞症 / 経胃瘻的空腸瘻減圧 / 経皮的減圧術 / 新規減圧治療の確立 / PEG-J / 新規減圧治療 |
研究成果の概要 |
慢性偽性腸閉塞症は、腹部膨満や嘔気、低栄養状態など長期間にわたって来す難病である。主な治療は拡張した腸管の持続的な減圧だが、従来の方法(経鼻イレウス管)では咽頭痛など患者苦痛が強く、減圧中は入院が必要である。今回は胃瘻の瘻孔からチューブを小腸に留置し、経皮的に腸管減圧が可能な治療法(PEG-J)を考案し、その有用性を検討した。その結果、PEG-Jは自覚症状の改善、栄養状態の改善に大きく貢献することが示された。PEG-Jは従来の方法よりも患者苦痛が少なく、また自宅で可能な新規減圧治療となりうるものと考えられる。
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