研究課題
若手研究(B)
患者血清exosomeからhepcidin mRNAとexon 2が欠失したhepcidin mRNAのsplicing variantをDigital PCRで検出する測定系を構築した.健常人,肝硬変患者,肝癌患者血清で測定し,このsplicing variantは健常人,肝癌の既往のない肝硬変患者では検出されなかったが,肝癌の既往のある肝硬変患者,肝癌患者では検出される症例を認めた.膵癌,胃癌,大腸癌患者ではsplicing variantは検出されなかった.hepcidin mRNAのsplicing variantは肝癌における新規の腫瘍マーカーとして有用である可能性が考えられた.
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)
Biochem Biophys Res Commun.
巻: 476 号: 4 ページ: 501-507
10.1016/j.bbrc.2016.05.153
120006337813
北海道医学雑誌
巻: 90 ページ: 31-38