研究課題
若手研究(B)
プロバイオティクスの培養上清を分離・精製して、菌由来の新規消化管抗線維化物質を探索した。Lactobacillus caseiの培養上清から候補分子としてFerrichromeを同定したが、抗腫瘍活性のみを認め、抗炎症・抗線維化作用は認められなかった。一方、Lactobacillus brevis培養上清から同定されたポリリン酸はマクロファージのTLR4を介して、IFNα/β-JAK/STAT系シグナルを制御し、抗炎症作用を発揮した。本研究では新規物質の同定には至らなかったが、今後もプロバイオティクス由来の新規抗炎症抗線維化物質の探索を継続する。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 1件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 8件) 学会発表 (5件)
BMC Cancer
巻: 18 号: 1 ページ: 1-11
10.1186/s12885-018-4006-5
Tumor Biology
巻: 39 号: 6 ページ: 101042831771131-101042831771131
10.1177/1010428317711311
120006473651
World Journal of Gastroenterology
巻: 21 号: 23 ページ: 5436-44
10.3748/wjg.v22.i23.5436
Endoscopy
巻: 48 号: S 01 ページ: E338-E339
10.1055/s-0042-117715
Int J Colorectal Dis.
巻: 30 号: 12 ページ: 1639-1643
10.1007/s00384-015-2332-5
medicine
巻: 94 号: 37 ページ: e1500-e1500
10.1097/md.0000000000001500
Biochem Biophys Res Commun
巻: 467 号: 3 ページ: 541-548
10.1016/j.bbrc.2015.09.159
Anticancer Res
巻: 36 ページ: 591-598