研究課題/領域番号 |
15K19322
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
西田 淳史 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (90719915)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 炎症性腸疾患 / B細胞 / インターロイキン12 / 腸炎 / IL-12 |
研究成果の概要 |
B細胞は様々な免疫機能を有しているが、一般に知られている主な機能は免疫グロブリン(抗体)産生である。その一方で、近年の研究成果の蓄積によって、抗体産生以外に、Interleukin(IL-)10、IL-4、IL-17、IFN-γなどの種々のサイトカインを産生し、生体内の免疫応答において重要な役割を果たしているB細胞の存在が明らかになっている。IL-12産生B細胞は、腸炎発症時、特に腸炎回復期に最も誘導されることが確認され、大腸以外の組織では誘導されないことが確認できた。またこのB細胞は抗体産生能が低い特徴を有していた。B細胞からのIL-12産生にはT-betの誘導が必要であることが確認された。
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