研究課題/領域番号 |
15K19335
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 公益財団法人がん研究会 (2016) 愛媛大学 (2015) |
研究代表者 |
山本 安則 公益財団法人がん研究会, 有明病院 消化器内科, 医員 (20649066)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 非アルコール性脂肪肝炎 / 飽和脂肪酸 / MTTP / CD36 / glycosylated CD36 / 肝線維化 / インスリン抵抗性 / NASH / 食事由来飽和脂肪酸 |
研究成果の概要 |
非アルコール性脂肪肝炎(non-alcoholic steatohepatitis: NASH)は、肝硬変、肝臓がんを発症する肝疾患である。食事由来の飽和脂肪酸は、NASHにおいてその重要な危険因子である。本研究では、その小腸における食事由来飽和脂肪酸の吸収動態を評価し、以下を明らかにした。(1) 小腸での飽和脂肪酸吸収は、NASH患者のほうが健常者よりも増加している。(2) (1)の理由に、小腸粘膜上皮における脂肪酸吸収関連蛋白(MTTPとglycosylated CD36)の発現増加の関与が示唆された。 この結果によって、NASHの新しい治療標的を見出した可能性がある。
|