研究課題/領域番号 |
15K19352
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2016-2017) 昭和大学 (2015) |
研究代表者 |
土肥 弘義 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 上級研究員 (70465102)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | B型肝炎ワクチン / 濾胞性T細胞 / IFNγ / B細胞 / 再接種 / 抗体価 / 免疫応答 / ELISPOT |
研究成果の概要 |
B型肝炎(HB)ワクチンへの応答性や抗体維持の期間は個人差が大きいが、その機序は未だ解明されていない。本学におけるワクチン接種記録を解析し、初回接種により高抗体価を獲得することが、男女問わず長期維持に重要であった。また、HBワクチン接種前後での末梢血中の免疫細胞・血清蛋白の変化を解析すると、応答者では濾胞性T細胞と活性化した抗体産生細胞が有意に増加していた。さらに獲得抗体価は接種前の血中IFNg濃度と相関していた。これらの結果から、アジュバントや混合ワクチンなどによりワクチン接種時の免疫環境を調整することで、不応答者の救済、高抗体価の誘導により長期間の抗体維持につながる可能性が示唆された。
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