研究課題
若手研究(B)
Hippo pathwayの主要な構成因子であるTAZは臓器サイズのコントロールや癌の進展など様々な病態に関与する。本研究では肺線維症におけるTAZの機能的役割を解析した。TAZは特発性肺線維症の肺における線維芽細胞巣において高発現していた。in vitroではTAZは肺線維芽細胞において、筋線維芽細胞への分化、細胞増殖、遊走、マトリックス収縮能を制御していた。遺伝子発現プロファイリングによりCTGFやコラーゲンⅠの発現がTAZによりコントロールされることが分かった。以上より、TAZは肺線維芽細胞を活性化し、肺線維化に寄与することが明らかにされた。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)
Sci Rep
巻: 7 号: 1 ページ: 42595-42595
10.1038/srep42595