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腎虚血再灌流、低酸素負荷マウスにおける脳腎関連の分子メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 15K19470
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腎臓内科学
研究機関慶應義塾大学 (2018)
東京医科大学 (2015-2017)

研究代表者

平野 麻子 (権藤麻子)  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (70385079)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード脳腎連関 / 腎虚血再灌流 / 脳腎関連 / 急性腎障害 / アストロサイト / ミクログリア
研究成果の概要

脳腎連関を研究する動物モデルとして急性腎虚血再還流モデルを樹立した。次に、再還流処置後24時間で摘出したマウスの大脳を用い、腎虚血再還流の影響について評価した。大脳皮質および海馬にミクログリアの浸潤を観察したが、個体によって差を認めた。神経細胞死においても解析したが、先行研究で免疫組織学的に示されている同モデルマウスにおける中枢神経系への炎症性変化や神経細胞死に一定の傾向は認められず、臓器連関は明らかではなかった。アクアポリン4、GFAP、βジストログリカン、Claudin5、HIF-1α発現について解析を行ったが、同モデルマウスにおいて腎臓と大脳とのネットワーク分子は明らかではなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、慢性腎臓病患者では脳卒中が増えることや、腎機能低下とともに無症候性脳梗塞が高頻度に認められることが報告され、脳腎連関の存在がクローズアップされている。しかし、虚血時に遠隔臓器である腎臓と脳の血管障害が互いにどのような影響を及ぼしているのか、分子細胞レベルでは解明されていない。本研究の遂行により、多臓器間のネットワーク分子メカニズム解明から、血管障害性腎疾患に伴う中枢神経障害に対する新たな治療開発や高齢化社会で問題となる認知症の治療開発へ繋がることが期待されると考えられたが、本研究において腎臓と大脳とのネットワーク分子は明らかではなかった。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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