研究課題/領域番号 |
15K19478
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
金澤 雅人 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80645101)
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連携研究者 |
下畑 享良 岐阜大学, 医学部, 教授 (60361911)
高橋 哲哉 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (20515663)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 脳梗塞 / ミクログリア / 細胞療法 / 血管新生 / 神経軸策伸展 / M2 / M2化 / 慢性期脳梗塞 |
研究成果の概要 |
ミクログリアを脳梗塞に類似した低酸素低糖刺激(OGD)にて,保護的M2ミクログリアに変化させることができることを明らかにした.さらに,この保護的ミクログリアを脳虚血後のラットに動脈投与することで,運動機能が改善促進させることを明らかにした. 保護的ミクログリア細胞を投与した群では,コントロール群と比べて,虚血辺縁の神経軸策進展,虚血中心の辺縁部の血管新生を有意に認めた. さらに,成体脳梗塞ラットからミクログリアを分離できること,OGD刺激は,低酸素刺激,低糖刺激のみよりも相乗効果を有することも示した.M2ミクログリア投与は,脳梗塞に対する新しい治療戦略であることを示した.
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